選択理論は、コロンブスの卵?

選択理論が言っていることは、私には、コロンブスの卵のように思われ、言われてみれば、当たり前のようなものばかりです。でも、自分ではなかなか気づくことができず、教わらないといつまでも知るチャンスがないことだと思います。そして、知らないために、

 

①身近な人に致命的な外的コントロールを使って人間関係を悪化させている、

②「自分の現状」の責任は他人や過去、環境にあると考え、「自分には責任がないから、変わる必要がない」とか、「変わることができない」と考えてしまう、

 

ということの結果、多くの人が、今より幸せになれる方法があるのに、それがわからず、自分を不幸にし、相手を不幸にしている、ということが続いています。

 

例えば、選択理論は、「人の行動はその人の内側から動機づけられて起こされる」「自分の行動はいかなる時でも自分が選択できる」ということから出発します。

 

これらは、言われてみれば、ある意味で当たり前のようなことですが、このことに、しっかりと気付いており、これを土台に自分の生き方を考えている人は少ないのではないかと思います。

 

そのため、いつでも、いかなるときでも、欲求を充足できる何らかの効果的な行動がとれることが多いのに、そのような選択ができないで、しんどい状態を続けがちです。

 

選択理論は、「私たちが変えられないものは、変えられない」ということを前提としており、個人にとって、変えられないものはたくさんあるし、「変えられないものは、あきらめて受け入れるしかない」ということではあります。

 

しかし、選択理論を知って、リアリティセラピーを実践し、いったん、自分の目を、「自分が変えられるもの、コントロールできること」に転じることができれば、思いのほか、自分が選択できる効果的な行動が多いことに気づくことができます。

 

自分の生活や人生全般にまで、広く視野を広げると、複数の効果的な行動を選択でき、その結果、現在より満足できる生活を、手に入れることができる可能性があります。

 

つまり、「変えられないものは、変えられない」が、「変えられるものも、思いのほかたくさんある」のであり、私たちが気付かなかったたくさんの道が開けてくる可能性があるというわけです。