カウンセラーによるクライアントの支援

 

リアリティセラピーの手法は、わたしたちが、自分の上質世界や、私たちがとっている現在の行動、これらに対する自己評価等を具体的に意識化する方法といえる。

 

カウンセラーは、主として質問技法により次のような支援をしていく

 

・クライアントが、自分の願望を明確にし、願望を実現するために現在とっている行動に気づき、願望の実現に向けて自己評価を促し、基本的欲求や願望をバランスよく充たすための効果的な計画を立て、それを実行していくことを支援する。

 

・カウンセリングでは、クライアントの「感情」「苦痛」「症状」など、本人が直接コントロールできないものには焦点を当わせない。本人が直接コントロールできる「行為」と「思考」に焦点を合わせ、これらをクライアントが自ら変える手伝いをする。

 

・本人が自動車の「前輪」にあたる、よりよい「行為」と「思考」を選択し、行動すれば、「後輪」にあたる「感情」「苦痛」「症状」もつられて収まっていくと考える。

 

・クライアントが、「変えられるもの(自分がコントロールできるもの)」と「変えられないもの(自分がコントロールできないもの)」を見極め、変えられるもの(行為・思考・願望・見方)に焦点を合わせて、効果的な行動を選択する支援をする

 

クライアントが欲求を充足できる部分、場面を拡大していく手伝いをする(個人の生活、家庭、職場、第3の居場所、等)。

 

クライアントが、相手や状況に振り回されない自分になるために、自分がコントロールできることに焦点を合わせ、それを少しでも拡げてもらう。

 

・クライアントには、自分が行動を変えることで、願望の実現が近づくことを知ってもらい、選択理論的な内的コントロールの世界に移行していくのを支援する。

 

・やがては、自分の生活全般に、「選択理論的生き方」を取り入れることを提案していく。