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リアリティマネジメントという考え方

個人が「自分のリアリティ」をマネジメントする

 

選択理論では、個人の「リアリティ(現実)」に焦点が当てられる。個人の「自分のリアリティ」の中には、自分の願望の実現や問題解決、身近な人との人間関係、その他の人間関係の問題、などが含まれている。

 

また、個人が「自分で変えられるもの」(例えば、自分の行動)と「自分では変えられないもの」(例えば、他人、過去、環境など)があるし、個人の「リアリティ」は、動的でたえず変化している。

 

次に、マネジメント概念についてであるが、RTでは、マネジメントとは、「こちらが意図していることを、人にしてもらうこと」であるとしている。

 

このことは、例として、職場における人のマネジメントについて考えてみればわかりやすいが、人のマネジメントでは、実際に相手に、こちらの期待に沿って動いてもらう必要があるところに難しさがあり、選択理論的には、外的コントロールによらず、相手の内的な動機付け(欲求充足)を支援することで、相手の行動につなげていくことが必要になる。

 

このような人のマネジメントは、教育活動でも、大きな比重を占めており、

教師として、生徒に対しては、遅刻しない、授業に出席する、学習に励む、部活動に参加する、進路の選択、キャリア形成、など自覚的な取り組みが期待することがいくつもあり、これらの点で、生徒をマネジメントすることが大事である。

 

ところで、一般的な「マネジメント」という概念については、私(主催者)は、「目的達成のために資源(人、もの、金、時間、情報、自分自身.etc)をやりくりすること」ととらえている。広くとらえれば、上記のリアリティセラピーにおける「人のマネジメント」の意義も、「資源のやりくり」の中に含めて考えることができよう。

 

ここで、例えば、「私のリアリティ(現実)」を例に考えてみると、「私のリアリティ(現実)」において、自分の欲求充足や願望の実現、効果的な行動の選択等についてやりくりすることにより、自分の生活や人生で、幸せを増やし、不幸を減らすことを目ざすのが、私にとっての「自分のリアリティのマネジメント」ということになる。

 

このように個人は、「自分のリアリティ」において、より多く欲求充足できる効果的な行動を選択していくことで、その個人の幸せを増やし、不幸を減らすことができる。この意味で、個人から見て、「人のマネジメント」も含めたところで、「自分のリアリティ」をやりくりすることを表す場合に、「リアリティマネジメント」という言葉を使うのがふさわしいように思われる。

 

以上のようなことから、このサイトでは、「個人が、自分の日常生活や人生において、幸せを増やし、不幸を減らすために、選択理論心理学に基づき、リアリティセラピーの手法を使って、『自分のリアリティ』をマネジメント(やりくり)すること」を、「リアリティマネジメント」と呼ぶこととしたい。