日常的な生き方」に関する選択理論のエッセンス

 

①私たちの行動は、自分の欲求を充足すべく、自分の内側から引き起こされる。

 

②自分は、主体として、自分の行動をコントロールしている。自分の行動をコントロールできるのは自分だけである。

 

・他者も主体として、それぞれ自分の行動をコントロールしている。

・相手の行動は、相手が自ら選択するのであり、自分が相手の行動をコントロールすることはできない。


・私たちは、お互いに、相手の主体性を尊重すべきである。

 

③私たちは、常に、自分の行動を選択することができる。よりよく欲求充足できるように、いつでも、自分の行動(行為と思考)を変えることができる。

 

・選択理論では、

「人の行動には、すべて目的がある」、

「人はみな、自分の目的にとって、そのときに最善と思う行動を選択している」、

「目的や考え方が変われば、最善の行動も変わる」、

「人はいつでも、行動を選び直すことができる。選択であるので、いつでも違う選択をすることができる」と考える。

 

④私たちは、自分との間で「聴く、話す、質問する」という自己対話を行うことにより、自分をセルフコントロールすることができる。

 

⑤相手との人間関係を良好に維持するためには、人間関係を悪化せるような外的コントロールの行動をしてはならない(関係を悪くする行為をやめなければならない)

 

・自分が、相手の行動を思い通りにコントロールしようとして、強い外的コントロールの行為をすれば、相手は、自分との関係を遠ざけたいと考え、人間関係が悪化するおそれがある。

 

⑥自分が、影響力のある言動をすることによって、相手に、行動を変えてくれるように促した場合、相手が自ら行動を変える選択をすれば、相手は変わる。

 

⑦自分の方から、相手に対して、「関係を近づける行為」を行うことにより、相手の欲求を充足するようにすれば、相手との人間関係が改善され、より良好なものになる(その結果、自分の期待通りに、相手が行動を変えてくれる可能性がある)。

 

⑧私たちには、「他人の欲求充足を妨げることなく、自分の欲求を充足すべきである」という責任がある(選択理論心理学における「責任」の定義)。

 

⑨「人の欲求充足を支援することを通じて、自分の欲求充足をするという「支援者的な生き方」をめざすことが、自分と相手との幸せにつながる。

 

⑩私たちには、幸せになる義務がある。自分が幸せになることが、周りの人の欲求充足を促すことにつながる。